関係ない話でしぇいませ～ん。"SHAME -シェイム-"

昨日、桜島を鑑賞したあとは、長らくほったらかしだった体のケアをすべく整体のマッサージへ。

「どこを重点的に直しましょうか？」という問いかけに、”僕の人生を”と言いかけそうになりました...。

そんなこんなで、心身ともにすっきりしたところで！？　久々の映画館へ。

前々から気になっていたこの映画"SHAME"。

心をぐぐっとえぐられるような感じを久々に味わった気がします。



ニューヨークという都会で、人との心の繋がりを一切求めず、感情を排して生きてきた主人公。

そんな主人公のもとに突如転がり込んできた妹。

彼女は他者の愛を渇望し、感情の塊となって生きる、まさに対極といえる二人がおりなすストーリー。

「百聞は一見にしかず」と申しますが、長々とあらすじ書いたところで伝わりませんので。

ぜひご観覧を。



その深く考えさせられるストーリーもさることながら、全体的に青白いマスクがかかったような映像がニューヨークという都会や主人公の孤独を表しているようで、その映像美の世界に引き込まれます。



その映像を手掛けた人物が、上の画像の”スティーブ・マックィーン”。

あとで知ったのですが、この映画の監督は今や世界的に最も注目されている映画監督とのことで。

全米マスコミから、“アートの扇動者”“恐れ知らずの映画作家”という輝かしい称号を贈られているそうです。
（映画「SHAME -シェイム-」公式サイトより）

いろいろ画像を検索しましたが、このひとなかなかな洒落もので、この服装の着こなしめちゃくちゃいけてます！！

着込んだブルーのダブルのワークジャケットにインナーはショッキングピンクのＴシャツって！！

昨今のセレブのほとんどがラグジュアリーなスタイルを披露するなかで、確固たる自分のスタイルをもって着こなしているあたりに共感がもてます。

だからこそ、独自の映像美学が反映されているのではないでしょうか。



孤独感を覚える映像やストーリーが続く中、妹役のケリー・マリガンが歌うシーンがでてきます。

全体を通しても青白くもどこか冷たいシーンが続く中、アクセントのように兄妹が心を通わせる温かいシーンです。

最後にその映像で。

それでは。

addict 井手尾


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